ビーチバレーボールとは、ご存知の通り、ビーチなどの砂地で行う1チーム2人制のバレーボール競技です。その発祥はハワイ。「砂浜でバレーボールをやったら楽しいんじゃない?」という思いつきで始まり、世界各国に広がったとされています。6人制のバレーボールとはルールや道具など違うところも多く、言わばバレーボールとテニスを合わせたような競技なのです。2人制ならではのスピーディーな動きやスパイクの迫力を見るだけではなく、ルールを知ってもっとビーチバレーボールを楽しみましょう!

まずは競技ルールを知っておこう!

チーム2人のどちらもレシーブやトス、スパイクを決めるのがビーチバレーボールの魅力。ルールを覚えて、選手のスーパープレーを見逃さないようにしましょう!

天候

太陽の下で…というイメージがありますが、実は雨天決行。ただし、豪雨や雷、強風など、選手に危険がおよぶ可能性がある状況では、中断や中止になることも。

ポイント

1セット21点の3セットマッチ、2セットを先取したチームの勝利です。3セット目のみ15点で、デュースの場合は2点差になるまで試合を続けます。相手コートへスパイクやサーブを決めたときに得点が入りますが、ミスや反則をした場合は相手チームにポイントが入ってしまいます。サーブ権の有無に関わらず得点するラリーポイント制なので、優劣がどんどん入れ替わる白熱の攻防戦は見ものですね!

プレー

ボールの返球は身体のどの部分を使ってもよく、3回以内のタッチで相手コートへと返します。覚えておきたいのはブロック。バレーボールはブロックでボールに触っても1回とは数えませんが、ビーチバレーボールはカウントします。ネット越しに対戦相手と同時に触れた場合のみ、カウントされないルールになっています。また、指の腹を使ったフェイントは反則になりますが、手の甲や拳でスパイクを打つのはOK。

コートチェンジ・タイムアウト

風の向きや太陽の位置などにプレーが左右されるため、両チームの合計点数が7の倍数(3セット目は5の倍数)になったときにコートチェンジを行います。また、両チームの合計点数が21点になったときは、30秒のテクニカルタイムアウトに入ります。ほかに、1セットで1度だけ、各チーム30秒のタイムアウトをとることができます。タイムアウト中に選手同士がプレーの確認をする様子なども、ぜひチェックしておきたいですね。

コートや使う道具をもっと知ろう!

コート

サイズは16m×8m、周囲のフリーゾーンは5~8mのスペースが必要です。バレーボールのコートより少し小さいサイズですが、チームは2人だけなので、ダイナミックで迫力ある動きが多いのも納得です。砂地なので、貝殻や石など選手を傷つけるものは取り除き、なるべく平坦になるよう整えられています。また、ビーチバレーボールには、ネット下のセンターラインやアタックラインはありません。ラインは目立つ色で、5cm~8cmのロープか帯状のものを使用します。
もちろんコートはビーチでなければならない…なんてことはありません。体育館や都会のど真ん中など、200t以上もの砂を運び入れて特設コートをつくり、開催している大会もあります。

ネット

長さは8.5m、幅は1m(±3cm)です。網目は1マス10cmの正方形であることも決まっています。高さは男子2.43m、女子が2.24mです。高さはネット中心で測っていて、両サイドの高さは±2cm以内になります。ネットの高さは、バレーボールの規定と同じです。

ボール

オレンジやピンク、黄色、白など、砂地でも目立つ明るい配色になっています。サイズは円周66cm~68cm、内気圧は171 hPa~221hPa。ボールは1試合で2~3個の使用が可能ですが、同じデザインのものを使用しないといけない決まりがあります。

意外と自由!ユニフォームのルール

焼けた肌にビビッドなカラーのユニフォームが映えて、オシャレなイメージも強いビーチバレーボール。女子はビキニの印象がありますが、ユニフォームにも規定があるのです。各大会で定めている場合はそれに従いますが、日本ビーチバレーボール連盟が定めている基本規定は、以下の通り。

  • チーム2名のユニフォームは、形状や長さ、色など同じものを着用しなければならない。
  • ユニフォームとは異なる色で、1番と2番のナンバーを前面(胸)と背面に表記しなければならない。
  • 男子ユニフォームのパンツ丈は、ひざより短くしなければならない。

そのほかロゴやナンバーのサイズ規定もありますが、大まかにいえば、これだけなのです。Tシャツや長袖、女子は長ズボンでもかまいませんし、サングラスや帽子の着用も可能です。規定に合えば、ファッション水着で出場してもいいのです。以前は「女子はビキニ、パンツの脇の高さは7cm以下」といった国際基準もありましたが、2012年以降よりユニフォームの形は自由度が高くなっています。

まとめ

ルールを知っていれば、一つひとつの選手の動きやコートの状態など、注目したいポイントが増えて目が離せません。もっとビーチバレーボールのことを知って、楽しく応援しましょう!

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